中国でこうかいされたアニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入が11日間で90億円を突破し、日本国内の興行収入を超えたことが8日、わかったそうです!
日本では昨年夏に公開されていましたね。
それが、今年の5月28日から北京など、中国各地で公開されていました。
その興行収入は、なんと6月7日までに74万ドル以上!日本円で93億円だそうです。
日本での興行収入が83.8億円だそうなので、公開11日で日本の興行収入を上回ってしまいました!
すごいヒットですよね。
中国と日本は、2012年9月に沖縄県の尖閣諸島の問題で多少日中関係が悪化していました。その関係で中国では日本の映画が上映されていませんでした。
今回のドラえもんは日中関係が悪化して以来初めての上映となりました。
ドラえもんは中国でも非常に親しまれているそうで、とはいえ、今回の興行収入は記録的なスタートダッシュだと言えるものでしょう。
東宝の関係者も「うれしいです。予想以上ですね」と話しているそうです。
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中国にとってのドラえもんの存在とは?
1987年前後、中国本土の複数の出版社が著作権を取得しないまま、「ドラえもん」のマンガを相次いで出版していたそうです。
今とあまり変わらないですね。
そのため、中国語に翻訳されたタイトルは、「機器猫」(ロボット猫)から「小叮当」(鈴の音ちゃん)など当時はばらばらだったそうです。
これが「ドラえもん」の中国進出の始まりだそうです。
最初はマンガだったんですね。私のドラえもんの始まりもコロコロコミックでした。
その後、ドラえもんのアニメシリーズの放送権を購入した広東テレビが、「叮当」という中国題でアニメを放送したことをきっかけにして、その後全国の各地方局でも放送されたそうです。
それが、1970年代生まれを主体とする中国のテレビ視聴者と「ドラえもん」との初めての出会いとなったようですね。
意外と近いかも。
ドラえもんが中国進出したころ、中国は一人っ子政策導入後の初の一人っ子世代が子供の時代を迎えていたそうです。
ドラえもんに登場するキャラクターはみんな一人っ子ですね。
それが見事にそのころの子供たちのハートをつかんだようです。
私もつかまれました!
更に、中国の学校でも、ドラえもんで登場するような、いじめっ子のジャイアンや怠け者ののび太やかわいくて優等生のしずかちゃん、金魚のフンで家が裕福なスネ夫はがぴったりはまっていたようです。
そのあたりから親近感を非常に覚えやすかったようです。中国も一緒なんですね。
そんな初代ドラえもんファンも今ではすっかり大人となり、この「STAND BY ME ドラえもん」がはまってしまったようです。
そうやって思う中国の人々にもかなり親近感がわきますね。
やっぱりドラえもんってすごい!!!
これからもずっと子供たちに夢を与え続けてほしいですね。
ちなみに私もたまに見てしまいます。